2016/1/28 独学の血

先日の娘のスケート姿を見て確信した事があった。
僕らには「他人から教わることが苦手な血」が間違いなく流れてるな。そう確信した。
依然から薄々気付いていて、それは確実に遠回りだし、苦しい事方が多い様に思うし、あまりメリットないよなって思える。
でも血には逆らえず、他人からの指導、指摘、助言、アドバイス何にしろ教わる行為が苦手。
だから、何もかもが独学となる。
その血が娘にも流れている。

そんな前提があって僕は娘に教え過ぎない様に心掛けている。
娘にもスイッチがあって、それは本人すらコントロール出来ない。

突然部屋に篭りピアノ弾き始めたり、思い出したように絵を描き始めたり…
まぁ本能の赴くままにって感じかなぁ…

数日前に娘が僕の所にボロボロになった本を持ってきた。
それは、娘が1歳の時に貰ったピアノのオモチャと譜面が一緒になった本。
娘はその譜面を利用して自分でピアノを覚えようとしていた。
その譜面の使用頻度が激しくボロボロになっていた。
それをセロテープで修理して欲しいと言って僕の所へ持ってきた。
僕はセロテープで破れた箇所を丁寧に修復。
娘は喜んで2階へ上がっていった。

その時これだっ!て思った。

楽器の演奏を覚えるのは本人の意思の問題。
そう僕は考えている。
娘の意思を僕が扱う事は出来ないが、切っ掛けやアクセントは手伝える。

同じ様な本の少しグレードアップした物を買ってやった。
娘は喜んで取り憑かれた様に練習をしている。
多少耳障りではあるが…我慢我慢。

この作戦はうまく行きそうだね。
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