2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2015/2/27 春

高校生の頃歌っていた歌がふと頭を過った。職場へ向かう途中、何の前触れもなく無意識に口ずさんでいた。この曲の存在を随分長い間、恐らく30年以上は忘れていたが、メロディーも歌詞も全て完璧に覚えていたことに驚いた。何故その曲を口ずさみ始めたのかも…

2015/2/24 無意識

人は、君の意識に反応するのではなく、無意識に反応するのです。ラッスンゴレライで無邪気に笑い転げる君に反応するのです。君の無意識な発言と行動が感動をよんだり、批判されたりするのです。レンズに向かってピースサインの写真より、焼け野原でうずくま…

2015/2/23 律儀ネコ

昨夜もチボが布団に潜り込んで来た。僕の額を肉球で叩き「布団に入れて」と優しく言う。布団を捲ると頭から侵入し、中で180°回転。頭を撫でてあげるとグウグウ言いながら枕にもたれて静かに目を瞑る。チボが寝たのを確認し僕も目を瞑る。暫くして目が覚めた…

2015/2/22 無抵抗

僕らがこの奇妙な造形をしているのは遺伝子のおかげで、どんなに気合を入れても、歯を食いしばっても魚や鳥の形にはならないと言う。何故そのようなサイクルを残そうとするのか?生き延びようとする意思らしい。自分の肉体だけでは限界がある為、遺伝子に刻…

2015/2/21 保護の範囲内

若い頃、宴席が苦手で仕方なかった。普段話しをする事のない人と話しを弾ませると言った芸当を、僕は持ち合わせていなかった。嫌々出席し、嫌々お酒に付き合い、終演はまだかと時計を何度も確認する。宴席が終わると早々と逃げるように帰宅の路につく。そん…

2015/2/18 誰に

僕らのバンドは良くも悪くもコンセプトを持たない。「好き」とか「楽しい」と言った至って個人的な事情で続けてきた。所が、発表会の場にはリスナーの方がいないと成立しない事情が色々とある事も事実。個人的事情で継続出来るほど甘い世界ではない。趣味で…

2015/2/17 常連客

一人ランチは至ってシンプル。職場の近くにあるファーストフードに足繁く通う。注文は毎回同じメニュー。3年近く通っているとお馴染みさんになってしまう。ファーストフードのお馴染みさんってどうよって思うが、仕方ない。今日もスタンダードにランチを決め…

2015/2/16 懲りない群衆

ある組織の滑稽な姿。その企業は創業時からの理念をとても、とても大切にしている。歴代の経営者もそれを消化し、時代に合わせ変化を試みながら今日まできた。ある時期の経営者は最前線で働く社員をそれはそれは、とても大切にしていた。それは、過去に彼が…

2015/2/15 賛同拒否

戦時中に自分の命を惜しむ者は卑怯者と罵られ、人格を否定され、罵倒されていた。その数十年後、その考え方は賞賛され、誰もが共感までしている。そんな話しがある。そして同じような話しは僕らの日常の中に多く存在する。その時その時代の美徳をちらつかせ…

2015/2/14 共にある

バレンタインDAYチョコの中に忍ばせる女心とやら。未だにようわからんとです。R.I.P35年連れ添って、愛する人との生活を失うと言うこと…愛する人を残してこの世を去ると言うこと…昨日までとは違う明日からが始まると言うこと…耐えがたい哀しみ。僕の目にはと…

2015/1/13 否めない敗北感

己の欲望とその欲望の実現との間にある、刹那の快楽に酔いしれる野蛮な群衆は、一個の強力な魂をあれやこれやの言い掛かりを付け従わせようとする。その言い掛かりには幅も深みも、ましてや己の意思など存在していない。群衆としての振舞いを乱す者を徹底的…

2015/1/12 決意

僕の感覚が一般的ではない事は自覚がある。その事を思い知らされ、憤りをたまに味わう。そして、「実態のない普通」と言われる理解不能な感覚を押し付けられ、僕の意思を扱えない彼等は、闇雲に従わせようとする社会が紛れもなく存在する。友達とは何処から…

2015/2/11 開花

ある事件をきっかけに研究したい事が出てきた。で、その事ばかり考えていたので日記が疎かになってもうた。姿勢を改めねば。今の季節はあまり得意ではない。お別れと、新しい出会いの季節。新しい出会いへのワクワク感よりも、別れのダメージの方が僕を支配…

2015/2/5 動機

少し自分の事は傍に置いておこうかな。そう思うと自分の事情を無邪気に押し付けてくる人が現れたり…指摘をすると、本人には自覚がないから事態に変化はなかったり…寛大を装えば、僕のナーバスな部分にズカズカと土足で踏み込んでくる始末。ガキとはそう言う…

2015/2/4 約束

2004年の12月に僕はある家族に約束した事をふと思い出した。その約束は誰も知らない。僕が僕に対してコミットしたものだった。その約束を果たすために必死だった。数年後その約束に対して一定の成果が確認でき、僕は呪縛からとき放たれた気分でいた。しかし…

2015/2/1 爺さん

昨夜の長男からの電話は生命の誕生を喜ぶものだった。おのずと僕は爺さんになると言う事態。嬉しそうな長男の声が僕には理解できた。彼等の年齢や収入や色々と不安材料をあげればキリがない。それよりも望まれて産まれてくる子供の誕生を一緒に喜んであげた…

2015/1/31 辻褄合わせ

まだ子供だった頃、あるロックバンドの奏でる音楽に胸を撃ち抜かれた。彼等のStyleやユーモアのセンスが何よりも信頼出来た。何故そう感じたのかは暗黙知でしか表現できない。その頃を境に僕は学校で教わるものに全く興味を失い勉強をしなくなった。それまで…