2015/10/30 醍醐味

数日前に友人の書いた曲を僕なりの解釈に従って、部屋で録音をしてみる事にした。
一つのアイデアが身体の中でループしていたので、それをどうしても確認してみたかった。
曲調が全く変化してしまう。
テンポやリズムは変えないようにと思って作ってみたが…
こんなに変わるんだ…

その人の中にある何かを、身体を通して音符やリズムに変換し、楽器を通して音を増幅させる。
そうすると、その人固有の世界がそこから生まれる。

とても新鮮な感覚を覚えた。

そんな時間は瞬く間に過ぎて行くね。
充実と言う奴だ。

しかし、録音した音源を聴き返すと、アイデアを具体的な形にするには、やはり僕一人の力だけでは未だ未だ未熟だと言う現実も同時に突き付けられる。

と言う事で今日のリハでそのイメージを試してみる。
概ねイメージに近付きつつあるが、あと一捻りと言った所だろうか。

前回初リハから凡そ1週間の間を空けて2度目のリハだったが、前回とは雲泥の差でどの曲も前進を感じる事が出来た。
其々の受け取った曲のイメージが、一つの形になって来ている。
僕の曲に新しいベースラインやコーラにギター二台が絡みながらのリフを聴きながら歌う。
改めて、音楽ってスゲー!とニンマリしながらバンドの醍醐味を味わっていた。

一人では味わう事の出来ないアンサンブル。
この快楽を味わうともう抜け出せない。

今回はこの娘かな。
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