2015/3/7 7回忌
子供達があの事件をパロディのように扱い、そして声を上げて笑っている。
僕はどうにもその事が許せないでいる。
誰からの保護もなく、今日の水も食料もない。
今、この瞬間を生き延びることの方が苦痛とさえ考えてしまう環境の中で生きる人達がいる。
その事を目の当たりにした言葉にならぬ憤り。
解決の糸口を探して彼は具体的に行動していた。
命掛けでね。
自分達の笑いと言う快楽のためだけに、その行為をパロディにする不潔な子供達。
ココの子供達はいつからこんな汚らわしい生き物になったのだろうか。
もはや、彼等の中には思いやりなどといった心は微塵も存在しない。
そんな生物が、ある時は弱い立場を取り保護を求め、ある時は群衆に紛れ、ある時は強い主張の影に隠れ。
そして自分の財産を守ることに必死になる。
春はもうそこまで