2016/5/19 思いやり
カップの3/1程入っているコーヒーがあり、男はまだ飲み続ける意思がある。
そして女はこんな質問をする。
「あとどの位入ってる?」
回答1
「まだ少し残ってるよ」
回答2
「もうあんまり入ってないよ」
どちらも誤りではないが、正解は女がその質問をした意図で変わる。
意図A
女が注ぎ足すかどうかの判断をしようとしている時。正解2
意図B
女がカップを片付けるかの判断をしようとしている時。正解1
意図Aに対して1の回答をすると、まだ飲みたいのに注ぎ足しては貰えない。残念。
意図Bに対して2の回答をすると、まだ飲みたいのに片付けられてしまう。これもまた残念。
こんなすれ違いが日常の中に蔓延している。
女が意図を明確にしていればすれ違う事はない。
また、男が質問の意図を想像することが出来ていれば、すれ違う事はない。
世の中には仕事のセンスがないと言われている方々がいる。
彼等はどちらの立場に立ってもその重要な神経を使うことがなく、あらゆる事に多くの時間が必要となる状況を自ら作り出している。
そして、次に吐く言葉は決まって…
合理的理由付けも出来ないままに
「人が足りない」と言い環境の問題へと転換する。
口癖は「けっこう…」「だいたい…」を多用し具体性の欠片もない。
このパターンの方々が行く所はいつも、いつになっても「労働力が満たされる事はない」
って事にすら気付かない。
とても羨ましい幸せ者なのだろう。
いかんね、途中から毒付いしまっては…
整理したい事は、
意図を明確にしてやる、意図を想像してやる、
これが備わっている方が「優しい人」だと。
そんなことを考たりもしてみたり。
シニア世代突入のチボ