2016/1/25 雪の神様

雪の影響で学校も幼稚園も臨時休校となっている。

そうなると近所の子供達は早朝から雪と戯れている。
自宅のチャイムがなり娘にも御誘い。
娘は猛ダッシュで着替え表に飛び出していった。
昼前に戻ってきて「お昼ご飯食べたらまた遊びに行ってもいい?」
とても嬉しそうにしている。

街の様子も確認したく僕は娘を誘ってコンビニまで昼食の買出し兼ねた散歩に行くことにした。
まだ車道にも雪が残っている。
用心しながら娘と手を繋ぎ雪道を歩く。

昼食のオニギリを一つ食べて娘は遊びに行った。
15時を過ぎても帰って来ないので迎えに行こうか迷っていた。
すると、表で子供達がはしゃいでいる声が聞こえてきた。
窓から覗くと娘は楽しそうに遊んでいる。
今日は思う存分遊ばせてやる事が娘にとっては良いのだろう…そ考えた。

近所の子供達は娘と同級生の男の子を除いて全員が小学生だ。
そして、娘は今迄自分よりチョット歳上の子供と接触する機会が殆どなかった。
それは娘にとって自分のワガママを許容してくれない人達だ。

そんな事もありコレまで娘は中々仲間に入れないでいた。
仲間に入りたいけど、入れない。
そんな自分で乗り越えるしかないもどかしさを娘は散々味わってきていた。

今日はそのもどかしさを克服する絶好の機会なのだろう…


16時前に帰宅した娘は、何かとてつもない壁を乗り越えたような充実感に浸っている。
そんな表情をしていた。

次の瞬間「ラーメン作ってー!」

そりゃ腹も減るわ。

積雪二日目
この雪は娘に最高のプレゼントを運んで来てくれた。
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