2015/11/12 精神的苦痛への挑戦

近々僕の勤務先で長い事勤めた人達を集めてお祝いをする催しがある。
そして僕もその対象の一人。
思い起こせば人生の半分以上をこの企業に捧げてきた事になるんだね。

そこに参加するかどうか…正直迷ったね。

今の僕が閉塞的な価値が支配し漂う場所で何を味わうのか…
記憶から削除している詰まらない事とか、顔をみると怒りに苛まれる事とか、もう味わいたくない自分の醜い感情とか…
多分、そこに行けば全部込み上げてくる事が容易に想像できる。

行かなければいい。
そうすれば、僕の中で半透明となっている記憶は時を重ねるごとにどんどんボヤけて行く。

行けば、4k TVよりも鮮明に蘇ってしまう。

どちらを選択するか…僕が決める事だった。

そして参加する事にした。
理由は、今の僕にその世界がどう映るのか、確かめる必要性を感じた。
自分がどう成長しているのか確認がしたいと思ったし、「嫌な記憶」をどうにか扱える気がしている。

僕にはこの世界を完全に捨て去る覚悟が、絶対的に必要だと思うから、逃げずに立ち向かうしかないんじゃない。

仲良しチボとキュウ
f:id:chibo-kyu:20151113154134j:image