2015/7/17 Groovism

敬愛するロックバンドのニューアルバムが無事に届いた。
夜中だけど、ビールを空けて爆音で聴く。
途中我慢できずにギターを握る。

初めて聴く曲でも、慣れ親しんだグルーブには不思議と懐かしさを感じたりするもんだ。
形容詞の使い方も、ドラムのフィルインするタイミングも、何よりもギターの音色は何度聴いても絶品だ。
無闇やたらに歪んでいない。
かと言ってクリーンに酔いしれるそれとも違っている。
その微妙な狭間をコントロールしている感じが僕にとっては心地よい。
其々の曲にアプローチを変えたギター、シンプルでいて躍動するドラム、纏わりつくように曲を進めるベース。
3人で作り出しているとは思えない、唯一無二のアンサンブル。

以前、彼等と会話をさせて頂いた事がある。
演奏から想像するその強烈な存在感とは実にかけ離れた、控えめな礼儀正しい方々だった。
人間性の在り方も僕には魅力的に、そして本物に映った。

彼等がこの後も作品に情熱を注げる環境を1日でも長く維持して欲しい。
願うばかりではただの傍観者。

なので、僕の夏ファッションはツアーTシャツ以外は着ない事にする。

ヘビロテ中
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