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2017/1/25 待受画面

いつものように一人でランチをつついている。
隣の席に30代前半かなぁ…主婦が二人。
彼女達の声がまぁまぁ大きくて話しの内容が漏れ聞こえてくる。
その内容から二人共子を持つ主婦であることは察知できた。

僕はランチに舌鼓をしていると、片方の女性がスマホの写真を友達に見せているようだった。
「えー珍しいよね!」

写真を見たもう一人の女性が天井を抜けるような声でそう叫ぶ。

特に彼女達の存在が気になっていたわけではないけど、その一際高いトーンに僕は
「何が???」と興味を抱くことになる。
その後暫く彼女達の会話に耳をすまして「珍しい」の正体を探ることにした。

どうやら待受画面の壁紙が父親の写真だったらしい。
確かに30過ぎの女性の待受に実の父親と言うのは珍しい。

スマホの彼女は「私、お父さん大好きなんですよ!カッコいいでしょ!」
そう自慢気に写真を見せていた。
彼女は若い頃の父親の写真も保存していたようで、何枚も友達に見せては自慢していた。

結婚して子供がいる様子のその女性は、父親を待受画面にして毎日持ち歩いている。

おそらく、いや概ね、ほぼほぼ小さい子供を持つ主婦の待受画面には子供だったりペットだったりするんだろう、そう思っていた僕にはそれなりの衝撃だった。

と、同時に娘の待受になってみたーい!
そんな願望が芽生えていた。

 

 遠近法やな

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