2016/11/27 継続そして感謝

その昔30年ぐらい前だろうか…
当時、友人のLiveを観にいっていたけど、その頃バンドを失いギターを弾く機会を持てない自分に強烈な劣等感を抱いていた。
「居場所無き居場所」
それは友人達の取巻きみたいな扱いとなる状況が、なんだか苦痛で仕方なかったように思う。


今日はそんな旧友達と同じステージに立つことになった。

懐かしいとかいったノスタルジーな感情は一切なかった。
ただただあの頃味わっていた「引け目」を感じることなく彼等と「対等」でいれる自分が誇らしく思えた。
それは、リハの時間から出番待ちや打上げの全ての時間に、僕がいた。

そんな感情(強烈な劣等感)は、此れまで接点はあったんだろうけど、自分から接触できなかった人達が沢山いた。
今日はそんな方々にも自分から積極的に恐る恐る接触を試みることが出来た。
彼等からは僕を以前から認識していたことを伝えられとても嬉しく、何度も何度も握手をしハグをした。
あの空白の期間が一気に埋まって行く…
その感じは、何ものにも変えがたい幸福感に満たされていた。

皆んなの演奏

昔、同じ様な音を出し、似たようなリズムを刻んでいたけど…
数十年と言う年月は、それぞれのオリジナリティーが出来上がる時間だったように思える。
演奏力も一定の水準を超え、聞き応えのあるいいステージだった。

相変わらず自分の演奏は後から聴く気になれないけど…

幸福満喫中!

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今日はあの場所に自分を持って行くことが出来た自分をめちゃくちゃ褒めてやりたい。

それは、僕にとってはそんなに容易い事ではなかったんだからね。

当然、其れが実現出来たのはメンバーのお陰だし、支えてくれている妻と娘のお陰であることに感謝を忘れずに。

 

神が存在するのなら…ありがとう

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