2016/11/21 弱い立場のストロングマン
何年ぶりかなぁ…
それは久々の公の場だった。
そこへ行くと意外にも数名の方から声を掛けていただく。
何も期待せず、何もイメージせず、真っさらの状態で参加。
しかし、参加メンバー全員が明らかに鎧を纏っている。
まるで鬼か悪魔か妖怪から目を付けられないようにと、神経を使っているかのように、異様な空気が漂っていた。
そんなに!と思いつつも至って冷静に主張したかった事を発言する。
彼等の鎧を脱がせるべく、威圧を感じないように丁寧に言葉を選んだ。
矛先は絶対個人には向けない。
「あなた方を攻撃しにきたんじゃない」
あらゆる会話の中にそんな要素を散りばめ発信した。
「危険ではない」そう彼等が感じたのか時間の経過と共にその空間が和み始めるているのを微かに感じた。
僕が彼等に着せた鎧は僕が脱がせてあげないとね。