2016.11.7 そんな余裕はない

ある集団に属し、そこで崇め奉られるようなポジションにつき、他の世界との接点を持たず、その集団の中だけで生きていると危険だなぁ…
そんなことを教えて貰った夜だった。
電車を降りて家までの距離を歩く。
歩きながら自問自答を繰り返す。

人は一度心失うような酷い仕打ちを味わうと、姑息に生きるようになるんだろう。
同じような憤りを感じなくていいように、俗世間の仕組みを学び、生き方を工夫して、振舞いを演出する。
他人のあらゆる情報(態度や視線やチョイスする言葉など)からパターンを導き出し、腹の中が手に取るように見え始める。

そんな中で下した決断だと言うことが、集団に保護され、侵された思考を疑うことなくすごす者には理解出来ない。
仕方ないのでしょう。

まぁ…
どちら様も名声には弱いし、経歴にはひれ伏すけど、カビ臭い部屋に押し込められ、口を閉ざされた無力な者など気にもしない。
そんな態度や視線は至る所で味わった。

他人の評価を気にする余裕なんて今の僕にはない。

 

先ずは自分で自分を納得させないと。ね。

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