2016/4/20 虚しさと恐怖の中で

地震発生から6日が経過。
災害の状況がだんだんと明らかになり、言葉を失うような映像も飛び込んで来た。
日常に戻すのに一体どれだけの時間が必要なのだろうか…

災害の後に付き物となっている、当事者ではない人達が繰り広げる報道批判、行政批判、政府批判…
一通り一巡したのかな。

支援活動をする人、できる状況にある人。
支援活動をしたいけど、出来ない状況にある人や関心のない人。
支援を貰い涙して感謝する人。
支援が届かないもどかしさをぶつける人。

まぁこれも様々。

僕は被災者ではないから日常を淡々と繰り返している。
ただ、震源地からさほど離れてもいない土地で生活する僕等は、頻繁に発生する余震を感じると、いつか自分達の身に降りかかるのではないかと言った不安は常につきまとっている。

最悪の事態を想定して家族とニャンコを守るシュミレーションを頭の中で繰り返す。
しかし、その時僕が皆んなの側に居ることが前提となっている。

家を空けてる時に災害が襲ってきたら…

考えれない…

今回の地震はリアルにそんな恐怖を植え付けてくれた。

今朝も娘を最寄りの交差点まで送っていく。
道中で娘が昨日学校であった事を話してくれた。
身体のサイズに不釣り合いのランドセルに、首からぶら下げた水筒が可愛いらしさを演出している。

どうか僕が帰宅するまで災害が起きないでくれ、そう祈るように娘を見送った。


明後日は満月だなぁ
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