2016/4/13 大きな違い

「届ける」と「配る」

どちらも同じ行為のように思えるが、とても大きな違いがある。
どうやら、そう僕達は認識しているようだ。

「届ける」には「無事に」とか「大切に」って言葉がよく似合うけど、「配る」には「沢山」とか「早く」って言葉の方がしっくりくる。

あまり「大切に配る」とは聞かない。
「ランダムに届ける」もおかしい。

と言う事はあまり大切に扱わなくてもいい物は「配る」となる。

僕達は「届けよう」としているのか?
もしくは「配ろう」としいるのか?

世の中には届けているように見せかけて、配りまくっている世界が多くある。
或いは、届けたいのに配らざる得ない状況となっていたり。

集団の中に属していると「配る」こと「配られる」こと、そんなシーンばかりが増えて行く。

そう言えば、昨日も小学校の門の前では、塾やクラブの勧誘等のチラシが配られていた。

娘は友達に書いた手紙を無事に届けられたのかなぁ…

僕は配るより、届けるを選択したい。

音楽を届ける人
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