2016/3/27 花見の企み

大雪リベンジライブの巻。
朝から今日の演奏予定の曲をひとと通りおさらい。
そうこうしていると新たなリフが浮かんで来て試したくなるリスキーな性分。
リハの時間が迫ってきたので身支度をして会場へ向かう。
今日は全編エレキギターを使う作戦なので持込機材が多く車で運ぶしかない。
面倒だけど僕は必ずマイアンプを持込むことにしている。
理由は…
後、何回ステージに立たせていただけるかわからんから常に出したい音で挑みたい。

先ずは出演者全員で演る予定のセッション用の曲を合わせてみる。
ナント!この作業がメッチャ楽しい。
何時間でもリハをしていたい、そんな気分にさせて貰った。

ステージは生物だから実際に味わった人それぞれの感想があるんだろうね。
具体的な賞賛や、プレイヤーも自覚している的確な駄目出しや、曲、歌詞、音創り、演奏力、表現力…
それぞれの着眼点もそれぞれで…
どれも正しく、どれもズレている。

実施2度目のステージとなったユニットは、「名前」が動き出したように思う。

そう言えば、ある時から僕はステージに立つ時全く「緊張」をしなくなった。
それがいい事か良くない事かは賛否色々あるみたいだけど…
なぜ自分がそうなったのか考えてみた。

「見せたいように見せれる人」

エンターテイメントの世界ではこの技術を習得しないと、お客さんを揺さぶり楽しませることは出来ないんだろうなぁって思うようなった。
自分をコントロールして客席を意のままに動かす力。
そんなステージを見た時素直に「凄いなぁ」って思った。
そしてその力を持っている方々に共通して感じるのが、「緊張」ではなく「安心」だったりする。

安心して観ることができるステージ。

客席を構えさせずにラフな空気を提供し、次第に心を掴んで行き、気がつくと会場が波打っている。
この力が欲しいなぁって思っていると、先ずは自分自身のマインドをコントロールする必要があって、そうすると緊張と言う自分に向かうエネルギーを絶滅させないといけなくて…

で、そこから解放されると次のステップがあって、道程は遠いけど少しづつでも、客席を揺さぶる為の仕掛けみたいな…

緊張せずに「緊張感」を創り出す技。

いつか辿りつけるかね…
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