2016/13/17 卒業

娘が卒園を迎えた。

前日より長女が我家に泊まりに来てくれて、朝から娘の髪の毛をセットしてくれた。
そんな日常とはチョット違う演出が娘達の記憶に残ればいいなぁと思う。

娘は早生まれという事もあり、3年前に入園した時はまだオムツも取れてなくて、一人でバスに乗せて送り出すことに躊躇してしまう程幼かった頃を思い出す。
入園して間も無く我家は今の家に引越し、色んなことが新しい生活に変わっていったなぁ。
爺ちゃん、婆ちゃんにも随分お世話になり、娘にとってもいい時間だったんだろうって思う。

幼稚園行事の父親参加率ランキングが発表されるなら僕がダントツ一位だろう。
週に二、三日は送り迎えをしていた事もあり、
園長先生をはじめ多くの職員の方とも顔なじみになっていた。
僕にとって娘の卒園はそんな方々とのお別れも意味していたり。

この3年間を振り返ると僕が最も長い時間を一緒に過ごしたのは妻でも職場の仲間でも友達でもない、娘だった。
そうすることを僕は決めていたし、実行することが出来たことへの満足感と、その時間は段々少なくなって行くことへの寂しさを感じていた。

お迎えに行くと必ず嬉しそうに走って僕の所へ来てくれた。
幼稚園から車を止めている所まで必ず手を繋いで帰った。
帰りの車の中では幼稚園であったことを沢山お話ししてくれた。
帰りに二人であちこち寄道もしたし、家に帰り着くと園服から着替えるのに、何を着ようか一緒に迷ったり。

何気ない日常が僕にとっては宝物だったなぁ…

この時期の子供は あっ!と言う前に過ぎ、毎日色んなことを吸収してみるみる成長していく。

改めてありがたい時間だったなぁと…しみじみ。

色んな感情が入り混じっていた。

そんな状況の中で、子供達が歌う卒園式の定番ソング「い〜つのことだか〜♪思い出してご〜らん♪ あんなこと〜…」

涙が出ないわけがない。

キュウも寂しいとか?
f:id:chibo-kyu:20160318154651j:image