2016/2/22 好きな世界

自宅で妻と音楽DVDを鑑賞していた。
彼等は僕と同じ世代。
音楽の世界も色々あるけど、ある世界ではおそらく先頭に近い位置を突っ走ってきた人達だ。

実にcool! 
若い頃より断然に今がいい。
シワや白髪の具合とか、イキってない感じとか…

僕と同じ世代の人間って辺りを見渡すと腹が出て、無難なヘアースタイルで目付きがいけてなかったり、日頃の不摂生を肉体で表現してるような、ある時代で時間が止まったままのオッさんが比較的多い様に思うけど、そんな中で稀にcoolな人がいる。
その佇まいには贅肉はなく、見えてくるのは揺るぎのない意志。

Voの方は僕と同級生なんだけど、ステージ上の強烈なリーダーシップには脱帽。
産まれ落ちる場所が違ってたら友達になれてたのかなぁ とか考えてた。

彼等のおかげで僕の創作意欲は刺激された。
妻の猛反発を無視して僕はギターを握り、一緒にステージに立っている気分でリフを重ねていた。
久しぶりに爆音でグレッチを弾き倒したい。
そんな衝動を必死に抑え、アコギのハイポジションをチョーキングしすぎて指がチギレそうだった事は悟られないように。

世の中にはカッチョ悪いバンドは湯水のように湧き出てくる。
しかも、カッチョ悪いバンドは観ていると僕のモチベーションをドン底に落とす不思議なパワーを持っている。
当然個人的な主観だけど、そこの見極めには確信もある。

「カッチョいいバンド」でありたい、単純にそう思った夜だった。


キュウもカッチョいいなぁ〜
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