2016/2/3 福のお面

年に一度の健康診断へ。
数年前と比較すると身体は動かしているし、睡眠も充分に取るが出来ている。
暫く痛かった腰も毎日のストレッチや姿勢の改善で最近は痛むこともなくなった。
年齢相応の老化現象を除けば至って健康体だという自覚がある。

なので、この作業がとても煩わしい。

診断の途中、採血の順番を設定している仕組みに欠陥があるなぁと考えていると、案の定僕の順番が飛ばされ次の人が呼ばれる。
仕方ないので意を唱える。
採血の担当者も次の順番の人も、僕の発声で初めて気付いたかのようにトボケた表情だ。
順番が正され採血となるが担当者は僕の指摘で既に舞い上がり挙動不信。
コレはやるな。
そうか思っているとやはり、針を刺すが血管を捕らえきれない。
結局2箇所に針を刺される事になり、担当者は更に挙動不信で平謝り。
それがとても鬱陶しく黙ってその場を後にする。

受診後に娘を迎えに行き帰宅する途中で、
「豆買ってー」とせがまれる。
そうか、今日は節分だったと気付かせて貰う。
鬼のお面が付いた大豆を購入し帰宅すると、娘が幼稚園で作った福のお面を見せてくれた。
その作品は、どう見ても昔、西川のりおさんがオバQに仮装したそれに似ている。

妻の帰宅を待ち豆巻きをすることになった。
当然鬼は僕の役。
娘が豆を巻き始めると二匹の猫は逃げ廻る。
僕は果敢に豆を打ち返す。

巻いては拾い集め、巻いては拾い集め、その行程を数回繰り返し我家の豆巻きはそつなく終演する。
部屋中豆だらけになったけど、娘の笑顔と引き換えなら可愛いもんだ。
そう自分に言い聞かせ散らかった豆に感謝する。

福のお面は我家の魔除けとして使用予定。
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