2016/1/24 積雪初日

朝目が覚めるが布団から抜け出す気がしない。
確かに気温が低いのが布団の中にいても感知出来た。
暫く布団の中でボヨボヨしていると娘が目を覚ました。
娘は窓の外を見て僕等を起こす。「雪!」
窓の外は白く輝いていた。

僕等は完全武装に着替え表に出てみる。
娘は初めて見る雪に舞い上がっている。

しかし、豪雪と表現する程の積雪とは思えない。
確かに気温は氷点下で肌を刺すように痛いが、積雪は1、2cm程度でしかない。
僕の予想では10cmは超えていて足首までザクっと埋もれる光景を想像していたのだが…
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それでも娘は雪と云えば「雪ダルマ」とばかりに僅かに積もった新雪を掻き集めている。
一緒になって今シーズンの初雪を堪能していると、段々と激しく吹雪出してきた。
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僕らは一旦家の中へ避難して暖をとる。

しかし、LIVEの開催が気掛かりだ。
主催の方や出演者とSNSを駆使しながら連絡を取り続け、其々の見解を確認す作業が暫く続いた。
お客様の事や、翌日の予定や、まぁ色々と考慮した結果「中止」そして「後日リベンジ!」と言う結論に至った。
最後の最後まで開催を諦めようとしなかった主催者の方の無念な思いを僕は感じていた。

その後僕はギターをシャベルに持ち替えて自宅周辺の雪搔きを始めてみた。
すると、その作業が楽し気に見えたのか、間も無くシャベルは娘と近所の子供達に奪われてしまい、僕はただ子供達の戯れる姿を眺める近所のオッサンとなっていた。
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夜になっても雪が降り止む気配はなく、翌日の生活へ影響する想定を一通り妻と話しながら、積雪一日目を無事に乗り越えた。

雪を逃れるチボ
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