2015/10/22 嫉妬心

群衆心理の中に身を置いて思考していることに気付く術を持たぬ人が権限を持つと、笑えるぐらい厄介だ。

欲しいCDがあり過ぎて、もはやA社の欲しい物リストでは整理が付かない。
たかだか千円程度のCDを買うのに1週間から1ヶ月は悩む。
しかし稀に、欲しい=即買い
となるCDがある。
何ともラッキーなアーティストだ。

かと思えばもう1年以上「欲しい」から次のステップへ行かないCDもある。

その違いを分析すると色んな要素が伺える。
身体が欲していた。
財布に余裕があった。
買わない理由が見当たらなかった。
信頼できる人のお墨付きだった。
あの曲がどうしても聴きたい。

と、まあ様々。

音楽は趣向品なうえ、巷に溢れている。
しかも、最近ではどんどん上質でリーズナブルになっている。
冷静に考えると、僕なんかが入るスペースは見当たらない。

先日、僕の弾語りに顔を出してくれた方が十数年前に創ったアルバムがやっと届いた。
クレジットされているアーティスト名を見て目を疑った。
著名なプロミュージシャンが名を連ねている。
早速作品を確認すると、詩の世界観もアイデアも、作品の完成度も素晴らしいものだった。
音楽的な素養とセンスがあり、そのオリジナリティは聴いていて嫉妬するほどカッチョいい。

色々ともっと磨かねばならぬ…

真夜中にトランポリン中のキュウ
f:id:chibo-kyu:20151023162406j:image