2015/10/20 捨てる自分

この季節のマジックタイムは眼を奪われてしまうことしばしば。

子供の頃なりたかった大人。
僕はあなたのようになりたい。
子供の頃なりたくなかった大人。
僕はあなたの様になりたくない。


職場で久しぶりに顔を合わす方は、僕に会うとまぁほぼ全員が一瞬固まり、空気は変わる。
視線の先は安定せずに泳いでいる。
今日もそんな方一人。

そんな事にももう慣れて何も感じない。
その後に、彼等から僕がどう表現されていようが興味もない。

この小っちゃな世界の聞き飽きた価値の中で権限を持つことなんかでは、僕の欲求は満たされないのだから。

一つだけ彼に質問をしてやった。
質問の内容は至って真面目で、彼が最も詳細を把握しておく必要のあるものだった。
しかし、回答は実に曖昧で回答と言えるものではなく、論点はどんどんズレて行く。
更に突っ込んで聞くと、その場を逃げるように去っていった。

ココに身を置くことが無駄と思える瞬間の一つだ。

しかし、彼等もまた時代やココが作り出した犠牲者であり産物なのかもしれない。

そう言へば先日ある人からこう言われた。
「あなたは話しやすいから徳だよね」

僕の自覚は真逆だっただけに驚いた。
その方は今年出会った人。
今の僕はこっちではそう映っているんだって教えてくれた。

すかさず、古くからの友人が
「最近ねー」と…

だよね。

どうやら僕はなりたい大人に近づいているのかも…

マジックタイムまでもうちょい
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