2015/8/5 ややこしい

休日を利用して頭をグリグリに。
今回は娘の勤める美容室で、娘の彼氏にお願いしてみる。 

この歳で娘に頭を洗ってもらえると言った至福の時を味わいながら、お腹の上では5歳の娘が飛び跳ねている。

なんとも贅沢な時間が過ぎる。

後日娘と占いデートの約束をして店を出る。

その足で母の入院する病院へ様子を見に行ってみる。
自分の考える正しさが万人に適用されると思っている彼女との会話を僕は苦手としている。
そして、その血は僕の中に流れているからややこしい。

他人であれば流せることも、身内だといちいち引っかかる。

親に対する感謝は忘れない。
しかし、リスペクトはしていない。
偏った思想の中で正義を主張する事は危険な行為だと言う事を、彼女はまるで理解できないのか、受け入れる器がないように映る。
ここでは、諦めの境地に立つしかなす術が見当たらない。

近頃つくづく思う事がある。

僕の命は僕のものではないのだと。

喜び、悲しみ、痛みや快楽は自分で感じる事ができるから、命はまるで自分の物であり、自由に扱っていいんだ。
そう考えていたが誤っていた。

自分のものではない。
そう断言できる。

自分の命を必要としている人のために、僕は僕の命を大切にしようと思う。

もしかすると、それが家族を持つ本当の意味なのかも…

焼酎に浮かぶテレキャスター
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