2015/6/2 ニッチな人生

息子の結婚式で着るモーニングを試着しに貸衣装屋へ行く。
事前に予約をして今日伺う約束をしていたが…
貸衣装屋へ入り店員へ名前を伝えると、予約名簿のような一覧を確認している。
店員は戸惑った様子で僕を見る。
まさか予約が入っていないのではと、いささか不安が脳裏をよぎった。
店員は僕に確認するかのように「◯◯様ですよね…」
続いて「お父様で着用されるモーニングでお間違いなかったでしょうか?」

あ〜ね。
僕が一般的父親像としてかけ離れているスタイリングな為困惑していた模様。
間違いない事を伝え試着の準備をしてもらう。
試着すると結果は予想していた通り、ズボンはブカブカ、体型に上着を合わせると袖がチンチクリン。
袖に合わせると上着がブカブカ…
もうこの手のパターンは慣れている。

世のお父様方をターゲットにした衣料業界の量産品は相変わらず馴染まない。
しかるに僕はターゲット外のようだ。
確かに彼等にしてみれば超ニッチな市場で儲けが期待できないのだから仕方ない。

この世からメタボが激減するのを祈るしかない。
と、消極的対応をしてみたり。

妥協に妥協を重ねて取り敢えず決定する。

真空管アンプとチボ
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