2015/4/15 39歳

妻の誕生日でした。
昨日、娘と今日の段取りを話し合いました。
プレゼントを何にするか。
娘に尋ねると「靴が欲しいって言いよったよ」
さすがに靴は本人の趣味だったり、履き心地だったりが重要なアイテムなので提案は却下としました。
そうなると何をプレゼントするか中々思いつかない二人。
ショッピングモールの中を散策するもアイデア浮かばず、次の休日に一緒に靴を買いに行くと言う事で決定。
ケーキは僕が仕事帰りに買ってくると娘に約束しこれも決定。
すると、娘が「パンってするの買って」
…「パン…?」
あっ!クラッカー!
娘の提案を採用しクラッカーを購入。
家に持って帰るとバレるから、当日ケーキと一緒に持って帰ってくる事を娘に約束。
指切りまでさせられ。
プレッシャー。忘れたら一大事。

そんな段取りをし当日を迎える。

仕事が終わり、ケーキとクラッカーを持って帰路につく。
妻にバレぬようクラッカーをポケットに忍ばせ玄関を開けると…
なんと娘は爆睡中!

可愛いそうだが娘にケーキを買ってきた事を耳元で囁き睡眠の邪魔をすると、寝ぼけながらもすんなり目を覚ましてくれた。

ケーキの準備をしている間に娘は僕にコソッと、「アレは?」と小声で耳打ちしてきた。
僕はポケットから例のクラッカーを取り出し娘に渡すと、完璧に妻から見える状態でクラッカーを持っていたので、僕は耳元で「バレるから隠して」と囁く。
娘はニコッとしてクラッカーを持った手を後ろに回した。

ケーキの準備も整い、娘のリードヴォーカルに合わせバースデイソングを歌い、ロウソクの火が消える。

娘は今だ!と言う表情でクラッカーの紐をおもいっきり引く。
大きな音を立て見事に炸裂。
「パン!」
同時にチボとキュウはビックリして部屋中を走り回る。

細やかながら。
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