2015/3/4 刹那に生きる
繋がっているように見えて、実は繋がっていなかった。
と、離れてみたらよくわかる虚しさとか。
頻繁に電話をくれていたのに、ある日を境にピタっと音沙汰がなくなった事に、仕方ないと言い聞かせる憤りとか。
そこに身体はあるが、心がどんどん離れていってる感覚。
自分を誤魔化し打算するイヤラシさとか。
解放されたいくせに、縛られることに慣れすぎて、一歩も足が出ない臆病な己を肯定する理屈とか。
話しを聞いてるフリの大人に一生懸命伝えようとしている子供の姿とか。
また今度と言う訪れることのない機会を心待ちにする日々とか。
トゲがあるけど美しいバラとか。
触れると痛いけど触りたくなるトゲとか。
人はどうしてこうも刹那いのかね。
画伯新作