2015/2/27 春

高校生の頃歌っていた歌がふと頭を過った。
職場へ向かう途中、何の前触れもなく無意識に口ずさんでいた。
この曲の存在を随分長い間、恐らく30年以上は忘れていたが、メロディーも歌詞も全て完璧に覚えていたことに驚いた。

何故その曲を口ずさみ始めたのかも自分でわからない。
その歌詞は今聴いても共感できる。
と言うよりも今迄も此れからもずっとそうなんだと思うと涙が出てきた。
あの頃から僕の視点は基本的には変わっていないのだと気づく。

一つ、僕は様々な想いを乗り越えて重要な決断をしないといけない。
それは、大切な人達が望む方向であって欲しいと思ったり…
今をどうにかしたいと言う思いだったり…
まぁ色々と考えた。

人は何が最も惨めな生き方なのでしょうね。
人はどんな時に涙を流すのでしょうね。
屈辱の先に見えてくるものはあるのでしょうか。

悩める中年男は今度のステージであの頃と変わらぬ思いの、あの曲をまた歌ってみようと思うのです。
そこに答えがあるとは思えませんが、そうしてみようと思うのです。

それはもしかすると、至って個人的な表現でしかないのかもしれません。
いやきっとそうなんです。
しかし、同じ思いで生きてる人もいるように思えて仕方ないのです。

決まったら楽になったよ。
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