2015/2/15 賛同拒否

戦時中に自分の命を惜しむ者は卑怯者と罵られ、人格を否定され、罵倒されていた。
その数十年後、その考え方は賞賛され、誰もが共感までしている。
そんな話しがある。

そして同じような話しは僕らの日常の中に多く存在する。
その時その時代の美徳をちらつかせ、思考や振舞いを支配する。
ありがちな論法が未だに有効に作用する。
そう考える進化のぬるい者が多く存在するからだろう。

自分の頭で考えない、自分の心で感じない群衆がそれに習い、それが絶対的な道理の如く世間に浸透させて行く。

志願という言葉を悪用した強制があったように。

協力や善意や助け合いなどの言葉の裏側を覗く必要がある。

群衆の意見に習うのではなく、自分の頭と心を使った答えを持つ者。

そうでありたい。

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