2015/1/24 世界一

サーカス観戦。

数十年ぶりにサーカスを観に行く。

僕らの世代はサーカスに若干ネガティヴなイメージが刷り込まれているが、そんな時代も過去の話で今は華やかでワクワクするイリュージョン。

娘も初めての経験で何やら落ち着かない様子。

人の笑顔を作り出すパフォーマンスを観ていると、遠くの国で拘束されている二人の命を更に愛おしくさせる。

像やライオンが芸を仕込まれ、悲しい目で僕らの前に出てくる。

ここでも素直に笑えない僕は、ありったけの情報を捻出し、彼らは望んで演っているんだと自分を説得する。

帰りに凡そ半年ぶりの世界一美味いお好み焼きを食べに行く。

カウンター越しのママは相変わらず気さくで、ストレートな物言いが料理以上に好みだったりする。

空腹を満たされた僕らは、ママにまたいただきに来る事を約束し家路に着く。

今日を提供してくれた僕の勤務先に感謝して。ありがとう。

世界一の味を待つ親子