2014/12/15 音楽の力 其の一

昨日のLIVE動画を妻が記録していた。
と言っても被写体は僕らではなく、映っているのは僕らのステージを観ている娘の様子だった。

今からおよそ4年前、娘が産まれた頃の事だ。
ある日、僕は娘の寝顔を眺めながらギターを弾いていると、心地の良いフレーズが降りてきた。
そのフレーズが頭に焼き付き、娘のために曲にしようと思った。
テンポやリズムを変えながら、そして娘の成長を確認しながら、数年間温めてようやく今の形になった曲がある。

妻が撮った動画には、その曲を僕らの演奏と一緒に口ずさむ娘が映っていた。
娘は家で稽古をしている僕の歌を聴いて歌詞やメロディーを覚えていた。

その映像を見ていると、多くの事を肯定されているようで、なんとも幸せな気分になった。

実は、この曲を書き上げる道中で、僕は何度も何度も断念しかけていた。
恐らく僕一人では諦めていたと思う。


完成まで後押ししてくれた我がバンドのベーシストに感謝して。

ありがとう。
いい曲だと思います。自画自賛だけど。
f:id:chibo-kyu:20141216151044j:plain