2014/9/15 初弾き語り

ハッピーホリデイ2日目

目覚めると腕、肩、脚がバキバキになっている。
昨夜の酒が残った感じもあり思考は停止している。
キュウと二人でリビングから芝生を眺めているとチャイムが鳴った。
玄関を開けると隣の男の子が娘を遊びに誘いに来てくれていた。
僕らの歳で同じ行為をすると変な奴扱いとなるが、彼等世代の特権で微笑ましい光景だ。
娘と男の子はボールや自転車で楽しそうに遊び出した。
僕はそれを眺めている。
暫らくして僕は草毟りを始めた。
長雨で手を付けていなかった為に調子ぶっこいた雑草君達に僕の洗礼は容赦ない。
一通り洗礼を浴びせ終わる頃、汗だくとなった僕は酒が蒸発して行くのがわかった。
部屋へ戻り汗を流して今夜の準備に入る。
ギターの弦を全て張替え、隅々まで磨きをかけ、器材のモレがないか確認し、スタジオリハへ向かう。
昨夜変更したアレンジを身体が覚えているか確認しながら喉を開く為に唄い込む。
スタジオから戻り妻と娘を拾って会場へ向かう。
僕のリハ中に次の方がギターのチューニングやらなんやら引き始め出し、僕のギターの音と混ざる。
あり得ない無神経と言うか素人と言うか、世間知らずと言うか…
当然ながら集中力MAXのぼくには耳障りでイラつくが、大人の対応を選択する。
僕のリハが終わり次の方がスタンバイされるが、リハ中に聴こえたチューニングの音で演奏は聴かなくても想像がついた僕は水を買いに表に出る。

人生初の弾き語り1本勝負はそこそこの感触を得ることができた。

今日、僕は演奏する事に構えず、音楽を日常の中に当然のように存在している光景にすることができた。

来て下さった方に何かが伝わっているといい。


クタクタな僕はチボと縦列雑魚寝
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