2014/9/11 新兵器

音創りに対する欲は厄介で切りが無い。
ひと月ほど散々迷った挙句に購入した器材が届いた。
帰宅後、流し込む様に食事を済ませた僕は早速部屋に篭り、威力を確認してみる。
想像以上にギターの音色に深みが生まれる。
あまりの気持ちよさに悩殺され暫く酔いしれる。
途中、娘が様子を伺いに来るが僕の放つオーラを悟ったのか直ぐに部屋を出ていった。

今迄エフェクトする類の器材にはあまり縁がなく、と言うよりも敬遠していた。
なんだか、テクニックの無さを誤魔化しているようで卑怯な感じがあったが、最近ではテクニックが無いと使いこなせない道具だと思えてきた。
積極的に導入するようになって段々わかってきた。
やはり欲望には切りが無い。

スタジオと部屋を往復する頻度と使用器材が増えたせいか、部屋の中が雑然と散らかりはじめてきた。
ドライバーやコンセントやプラグに紙が散乱している。
それも、アクションの証と都合の良い解釈を入れ放置してみる。

夜中に長男から電話がはいる。
雨夜に星が現れるほど滅多にない珍しい事だ。
要件は僕に付き合って欲しい事があるらしく、
息子に頼られることの喜びを教えて貰い親父モチベーションが上昇する。

この子達最高!
f:id:chibo-kyu:20140912152135j:plain