2014/8/23 6年2組

昨夜の酒を引きずり目覚める。
お昼から阪急のイベントに出演する知人の演奏を聴きに行く。
出演後、挨拶をして暫らく談笑。
ギターの方が好む音楽が僕の趣味とほぼかぶり話しが盛り上がる。

その足で今夜の同窓会の下拵えに会場へ。
段取を会場の方へ押し付け集合場所の小学校へ急ぐ。
学校までの通学路を数十年ぶりに再会できた友と騒ぎながらダラダラと歩く。
一時間程予定より早いが、老いた体は暑さに耐えきれず、タクシーで会場へ移動。
あれから30年以上の月日が流れているとは思えない。
皆が楽しそうに当時の思い出話しをしている姿を眺めているとそんな時間の錯覚を覚える。
嬉しくも刹那くもある、なんとも不思議な感覚だ。
僕が恋をした女子も出席していた、しかもその事をクラスの全員が認知していた程の公認だったようだ。
大勢の前で僕が叫んだらしいが記憶がない。しかも相手の女子もそれを聞いていなかったと言う新事実まで聞かされる。
当然ながら弄られるかっこうの材料となり、暫しご歓談。
当時の僕は手を繋ぐ事も出来ない意気地なしだった様に記憶している。
数十年ぶりに再会した恋の相手は相変わらず優しい目をしていた。
あの頃伝えきれなかった事が沢山あったように思うがまぁそれも青春と言うやつだ。

夕方から深夜までほぼ半日を皆で過ごした。
話しは尽きないが体力と財力には限界がある。
次に皆と会えるのはいつだろう…
楽しい時間は無情にも必ず終わりを告げる。いつも必ず。


僕が音楽を続ける理由の一つがこれだ。
会いたい人が沢山いる。
会いたい人には殆ど会えない。

音楽を続ける事でいつか、何か、誰かと会えるきっかけになればいいと思っている。
じっとしていたら誰にも会えない。

また会える日を楽しみにしてます。
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