2014/8/19 雨 時々 豪雨

卒業した小学校を尋ねる。
目的は週末行われる同窓会の下拵えと同時に4歳の娘の社会科見学も兼ねることにした。
僕が卒業した小学校は今年で140周年を迎える古い歴史を持つ学校だ。
親父も子供達もこの小学校にお世話になった。
友人の計らいで校舎内を見学させて貰い当時の面影を残す景色を探す。
階段の手摺やダストシューターが僕等の時間を見事に巻戻してくれる。

6年の担当をしてくれていた先生は後にここの校長となっていた。
そして、既にこの世を後にした事を現校長から聞かされた。
時間は一瞬にして今に戻る。
時が経っている事を自覚する演出にしては、なんとも現地味を帯び過ぎる話しだった。

最も印象的だったのは僕等をサポートしてくれた教師の方々だった。
必要以上に腰が低く、僕が幼い頃感じていた風格を良くもわるくも誰一人感じない。
誠実な人柄を演じているにしては、目の奥がいけてないのが残念だった。
彼等をそう振舞わせている何かに憤りを覚える。

小学校に始めて足を踏み入れる娘は、至る所が気になる様子で終始ご機嫌。あらゆる掲示物に関する質問の嵐は想定内の範囲で自分の子育てスキルがUPしている事を自覚する。

1時間ほど徘徊し一行は母校を後にする。

帰宅してからは己との格闘。
新たなカバー曲を身体に入れる作業が右手の爪の負担を増やす。
男らしくマニュキュアで爪をコートして深夜まで身体にムチを撃つ。
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